義母の通院付き添い

グループホームに入所している義母。


若い頃から「虚弱なので長生きはできない」と言うのが口癖だったが、まさかの御年96歳。


昨日は少し離れた場所にある診療所への定期通院日。


8:30にまず受付だけ済ませた後施設へお迎えに。


暫く振りに会う私の顔をまじまじと見つめていた義母、どうも私のことが誰か分からない様子。
それでも笑いながら握手を求めてきたので、今日は調子が良さそうと安堵したのですが・・


それも束の間、その後は知らない人に何処かへ連れて行かれると思ったのか、ずっと不機嫌な表情で、話しかけても一言も発しません。


診療所に着いて、待合室に入り体温計を脇に挟もうとするとたたき落とし大声で暴言が始まりました。


「殺されるー」「一生懸命生きて来て、こんなことになるなんて情けない」等々・・・・


「今日の付き添いは私じゃない方が良かったかな!」と後悔したものの、今更どうしようもない。 
途中からは覚悟を決めてはみたけれど、他の患者さんからの視線を浴び続けるのは辛かった・・


何とか通院を終え、施設のスタッフさんに報告をすると、最近は度々施設でも同じような状況があるとのこと。

いくら仕事とは言え申し訳ない気持ちと義母の心の痛みを感じながらの帰宅。


義母の通院は義妹と交代にしているので、今日の受診結果を電話にて義妹に報告。


そこで不思議な現象が・・・・あんなに疲れて、もう無理と思ったのに、
「来月の通院も私が行くからね」と心にも思っていなかった言葉が勝手に口から飛び出して・・・

何と言うことでしょう!


来月も私が行くことになりました。


自分よ「いいかっこしいも大概にしなさいよ!」

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