垣間見る他人の暮らし
専業主婦になってからというもの、私の行動範囲は狭くなり、人間関係は随分縮小されました。
楽と言えば楽ですが、凹凸も刺激も少ない暮らしです。
そんな私ですが、月2回のボランティア活動では「ヘエッー!」「エーッ!」「ワオーッ!」の連発。
昨日の活動でのワオーッは・・
バック・クロージャ―という名前だそうですが、
これを沢山下さった方がいたのです。
食パンなどを留めてあるものですね。
多分、殆どの方は用がなくなると捨てると思います。
その方は、用が無くなった後、何かに使えないかときれいに保管されていた様子。
私たちのボランティア活動は、支援が必要な家庭に食事を作り届ける活動です。
寄付していただいたものは、我々の大きな活動資源になっていて、様々な方からのご厚意で成り立っているとは言え、この寄付には驚きました。
寄付された方がどんな暮らしをされているのか興味津々の私。
きっと慎ましい日々を送られているのかと思いきや、その方は大きなお屋敷に住まわれ、貸家や土地を沢山持っておられる方でした。
倹約の精神で生きて来られた結果のお金持ち?!
私には真似の出来ない精神です。
ボランティア活動のボスは言いました。
これも活用させてもらいましょ!と。
時々はお菓子なども袋に詰めて、 食事と一緒に届けますので、その時に使わせていただくことになりました。
(こっそり捨てるかも)と思っていた私は、このボスの精神にも驚きました。
ちなみにこのボスも何不自由ない悠々自適の暮らしです。