ひとつひとつ終わっていく

パラリンピックも無事に終わりました。


反対意見が多かったオリンピックとパラリンピック。
せっかくの自国開催がコロナに襲われて迷走したけれど、終わってみれば沢山の感動を残しバトンはパリへと渡されました。


身体の機能を最大限に生かして戦う姿は見る者に沢山の勇気を与えてくれましたし、
選手たちの弾けるような笑顔や、身体中で表現される喜びは、見ている私たちをも幸せにしてくれました。


いくつもの種目をテレビを通して楽しむことができたのは自国開催だからこそ。


橋本聖子さんもお疲れ様でした。


肩の荷がようやく下りて、少しはゆっくり寝られるでしょうか。
と思っていたら、もう札幌オリンピックを視野に入れた発言をされており、
今回の大役を乗り越えたことは大きな自信へと繋がったようで良かったです。



私は定年までの20年間、障がいのある方々を支援する仕事をしていました。
中途障がい者の方々は、自身の障がいを受け止めるまで辛くて苦しいだけの日々を送られます。でも、長い月日の中でわずかづつ自身の気持ちと折り合いをつけ、やがて障がいのある自分を受容していかれます。


何年たっても絶望の中に浸かって、なかなか前を向くことができない方もおられるけれど、月日は必ず心の傷を優しく癒し、残された機能を生かす道へと歩かせてくれます。


いくつもの試練を乗り越えた人たちの、その先の先の先にあるのがパラリンピック・・・・もう感動しかありません。


また、競技や大会を支えてこられた関係者の皆さんにも心よりの有難う。
お疲れさまでした。


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盛夏の収穫期には畑の隅に置き去りにして
きた大きくなりすぎたキュウリ。
・・今は大切にいただきます。

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