心がじわ~っとなる時

歳を重ねたせいか、でこぼこしていた感受性みたいなものがとても平坦になり、深く感動したり心を揺さぶられる場面が少なくなった。


そんな私だが、最近図書館で何気に手にした短歌の本、その作品に目が止まった。

そして心がじわ~っとなった。


短歌作りのマナーとかルールとかは知らないし、難しい言葉は苦手な私が素直に感動した3首

  


在りし日もかなしと思ひ死してなお

      かなしかりけり母というもの


生きようと弾む朝ありもういいと

      沈む朝あり卵かけご飯


遺産なき母が唯一のものとして

     残しゆく「死」を子らは受け取れ




遠くの存在だった短歌が私の心に近寄って来ている。

私のダウンサイジング

仕事を辞めてからもうすぐ1年。


暮らしに関わる費用の見直しを進めている。


今のところ実行できたことが三つ。


私の健康保険を息子の扶養とすることで保険料の支払いがなくなったこと。


私の車を普通車から軽に替えたこと。


私のスマホをドコモから格安スマホに替えたこと。


まずは金額の大きいところは押さえたが、まだまだ絞る余地はありそうだ。

         特に夫に関しては!

私の本棚

私は決して読書家ではないが、本屋は好きだし、最近は図書館へ行く回数も増えてきた。


自宅の小さな本棚にあるのは、私の断捨離処分を免れた物のみ。


中でもこの2冊は、時々手に取ってペラペラめくりたくなる大切な本だ。


なかなか真似はできないが、暮らしに対する大切な想いは心に響く。