それぞれの再スタート

夫の体調がすぐれなくなったのは一昨年の夏頃からです。


連日暑い日が続く中、農園のアルバイトに精を出していましたが、疲れが溜まり始め、なかなか回復しない状態になりました。


その後、軽い肺炎になったり、胆嚢摘出手術をしたり、緑内障が進んだりと病気との縁も深まっています。


そんな体調ですので、農園アルバイトは、ほぼお休み状態。


このまま辞めることになるんだろうなぁと私は思っていましたが、


「一日2時間ほどでも、無理しない程度に来て欲しい」とアルバイト先から連絡が入りました。


このまま引き籠もっていたら本当に介護老人まっしぐらになりそうと心配していたところですので、アルバイト先からの温かいお誘いを有り難く思いました。


その連絡に背中を押され、夫は明日からまた仕事に行くことになりました。


体調と折り合いをつけながら、夫の気力体力が取り戻せたらたら嬉しいです。




名古屋に住む次女も再就職をして今日からフルタイムでの仕事が始まりました。


婿さんの実家経営の美容関係の仕事を手伝うために、それまで勤めた職場を辞めたのが2年前。


美容の仕事を少しづつ覚え、これからと言う時、新たにカフェもオープンすることになり、次女はカフェスタッフとして、働き始めました。


パテシエになりたくて学んだ経験がある次女、カフェの仕事をとても楽しみにしていました。


でも、数々の行き違いや、思いが伝わらないことに悩みに悩んだ末、カフェを辞退。


美容の仕事にも戻らず、実家とは少し距離を置くことになりました。


家族経営となると関係が近いだけに、難しい問題も発生し、それが私生活にも大きく影響することを知り、ちょっと辛い体験にもなりました。



結果的には、婿さんの実家と物理的心理的に距離を置いている今の状況がとても快適のようです。


婿さんの「この家族が一番大事」の言葉も励みになり、結果オーライだと笑います。


とは言っても4人の子どもを養うためには経済的に2馬力は必須。


新たな仕事を探していたところ、以前働いていた職場から声がかかりました。


元同僚が上席に話を持ちかけてくださり、トントン拍子での再就職です。



思い通りにはいかないことだらけの人生だけど、人の善意に助けられることも数多くあることに感謝です。


夫と次女の再スタートが順調でありますように!




久し振りの図書館。


辻仁成さんを2冊。


まずサヨナライツカを開いて1ページ読んだところで気がつきました。


「この本前に読んだわ~」


でもせっかくなのでもう一度読みます。

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