嫁さんの仕事と私の覚悟

病院の訪問看護の部署で働いている同居嫁さん。


こちらに配置されて5年くらい。


見ていて大変だなと思うのは、夜間の呼び出しの時です。


利用者さんのご家族からの緊急呼び出しには当番制で対応をしています。


呼び出しは時間を選びませんから、深夜でも、夕食中でも、入浴中でも。


その時には何をさておいてでも急いで駆けつけて行きます。


昨日は姉孫の誕生日で、夕食の手巻き寿司の準備を終え、さあ頂こうかとしたその時に呼び出しが・・


家族は思わず「あら~」でしたが、嫁さんはさっさと準備して出かけました。



そして明け方の4時にも同じお宅から呼び出しがありました。


結局、その方は亡くなられたとのことで、担当医と連絡を取ったり、エンゼルケアを施したりして4時間後に帰宅。


体力的にも精神的にも、私には出来ないきつい仕事だなぁと思って見ています。


愚痴も言わずに淡々と仕事をこなす嫁さんよ、あんたはエライ!



「ご希望ならば、お義母さんの将来は在宅で私が看るからね~」と軽く言い放つ嫁さん。
 



最近我が家の家事の負担が私の肩にじわじわ増えつつある現状を憂いて、


「○○ちゃんの保育園送りは何とかできないかなぁ」と言おうとしていた矢先のこと、


その言葉が火花のように散ったばーさんでありました。



☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆☆



高校生活最後のイベント、夜を徹して80㌔を歩き通す「歩行祭」での出来事が
300余ページの中にギュッと詰まっています。


何とか読了しましたが、繊細で純真で感性の鋭い10代の心の世界に70歳が入り込むのは少々無理がありました。


やはり年相応な本を選ぶのが宜しかろうと・・

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