ドキュメント72時間

NHKの" ドキュメント72時間"は好きなTV番組の一つです。


生の営みの中から垣間見える人々の素の姿にほのぼのしたり、切なくなったり。


再放送の2回目もまた観てしまったのは・・・


羅臼の小さな温泉「熊ノ湯」に集まる人たちの72時間。


地元有志で手作りし、維持管理されている小さな無料の温泉、この場所には人々の優しさや愛おしさが溢れていました。



漁を終えた地元の人々や、疲弊した心と体を癒しに来る人、地元の学校で英語を教える異国の人、様々な境遇や過去を背負った人が一つの温泉に集まって来ます。


来る者は拒まずでもマナーには厳しくて、初めて訪れた若い男性に、地元の年配の男性が厳しく注意する姿に思わず苦笑。


義理と人情に厚くて、マナーの悪い人を見ると注意せずにはいられなかった兄のことを重ねてしまいました。



最近は地元の繋がりや共同の場は徐々に簡素化が進み、煩雑なことから解放されて喜んでいた私でしたが、何か大切なことや心まで手放しているんじゃないかと考えさせられた番組でした。



・・・  ☆   ・・・



息子家族は、昨夕夢の国から現実の国へ戻ってきました。


姉孫の帰宅後第一声
「やっぱり家は落ち着くわー」に爆笑!


息子家族の居ない2泊3日の静かでゆったりした私の夢の時間も終わりました。


明日からはまた慌ただしい日々の再開です。


家が大好きだという孫の言葉を励みに、いつまでも居心地の良い場所であり続けられるよう、維持管理にせいぜい努めましょうか!

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