お隣さんが直木賞作家になりました

40年前、我が家族はある田舎町の古くて狭い官舎に住んでいました。


お隣さんのご家族も同年代で、当時どちらにも1歳の男の子がいました。


明るくて気さくなお隣の奥さんとは気が合い、天気の良い日には子どもを外で遊ばせたり、互いの家を行き来したりして親しく楽しい付き合いをしたものです。


でも、子どもが3歳になった頃、隣のご主人が転勤されることになり、引っ越して行かれそれっきり! 
お付き合いは2年程のごく短い期間で終わってしまいました。



息子さんが米澤穂信として作家活動をされていることは知っていました。


地元本屋には彼の作品が平積みされ、作品が映画化され、地元を舞台にした作品では、聖地巡礼の若者も多いと聞きます。


その活躍は、自分の子どものように嬉しくて誇らしく、陰ながらずっと応援していました。


そして昨日の選考会で何と直木賞を受賞!


長い人生の中のわずか2年間ですが、一緒に過ごすことができたことに感謝。


・・・


あんなに毎日一緒に遊んだ我が家の息子は「さっぱり覚えてない!」とのこと。


2~3歳では無理もないかぁ~

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