へぇーこれが狂言なんですね


初めての狂言鑑賞でした。


田舎ではなかなか触れる機会がありませんし、あったとしても敬遠していたと思いますが、
今回、同居息子が知人のノルマに協力する形で2枚購入してプレゼントしてくれたので、
夫と2人で出かけました。


650年の歴史がある大蔵流の狂言師親子による演目2つと、その親子が出演している映画「よあけの焚火」を鑑賞しました。


映画の方は、親が子に狂言を継承する数日間の物語。
舞台は冬の長野県蓼科。
静かで淡々と流れる時間の中で狂言と向き合う親子の姿、生まれ落ちた瞬間から逃れられない宿命を背負うことの重さを感じる映画でした。


狂言を見る機会がないのは私だけでなく他の皆さんも同じの様で、どこで拍手をしたらよいのやら、そもそも拍手をしてもいいものなのか・・・面白い所で笑ってもいいものなのか・・・
そんな迷い迷いの鑑賞でした。


それにしても、一つのことが人々によって数百年も受け継がれていくことの凄さにはあらためて感動です。


また狂言に限らず、いにしえから脈々と伝わり続けている数々の伝統や文化などがたくさん現存する日本の素晴らしさも感じました。


地元神社の行事に度々出かける夫、紋付き袴の着付けをする私。
もう愚痴は申しません。


室町時代初期に建立された神社の歴史と伝統に触れさせてもらっているだもの……

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