訃報多し
70歳近い私たち夫婦だから、知り合いもそれなりの年齢だ。
だから訃報に接する機会も多いのは仕方がないこと。
それにしても昨年から今年にかけては訃報多め。
私の兄に始まり、叔父、恩師、ご近所さん、夫の元同僚や同級生と喪服の出番がやたら多かった。
訃報に触れると、家族とひとしきりその方を偲んであれこれ思い出話をするが、その後は過去の人となって頭の奥の方に整理収納され、その後は話題にもあまり登場してこなくなる。
こうやって時は流れ、関りのあった人々を忘れ去り、一つの時代が終わっていくのか。
なんて考え始めると、気持ちは暗くなって沈みがちになるので、そこはあまり深く考えないことに・・・
そんなわけで主に仏式の葬儀に参列することが多い我が家、数珠の出番も多いので、出したり仕舞ったりしているうちに夫の数珠が行方不明になり、迷宮入りして数か月。
1、2回は息子の数珠を借りていたが、さすがに何とかしなくてはと思っていた所、
同居嫁さんから「ちょっと早いけど、父の日のプレゼント」ということで届きました。
渋いけれど実用的で嬉しいプレゼントです。
さあ、これでいつ出番がきてもOK!とは言いません。
なるべく出番がないことを望みます。