友人のことと浜田省吾
岡崎市に住む友人から久々にメールが届いた。
近くの山を散策している最中らしく、
「御岳も見えるよー」と雪を被った御岳の写真も添えられて。
(ちなみに御岳は我が地方のご近所さん)
一人暮らし歴が長い彼女だが、一人での国内外旅行や様々なスポーツへの挑戦など、アクティブな暮らしぶりにいつも感心してしまう。
ご両親を看取った後、妹さん夫婦所有のマンションに移り住んだけれど、最近は妹さんとの関係がこじれて言葉も交わさない日が続いているという。
いつも明るい彼女だが、この話をする時とても悲しい顔をする。
5人兄弟の真ん中で、他の兄弟のことをいつも気にかけていたけれど、最近は誰とも疎遠だとか。
私は18歳で彼女と知り合って、その後の50年間ずっと良い関係でいられたけれど、血縁と言うのは、時として感情を深くえぐってしまうから、修復も簡単にはできそうもない。
関係が悪くなった妹さん夫婦所有のマンションには居づらくなった彼女は転居を考えていて、とりわけ我が地方がお気に入りで、年に数回訪れていることもあり、転居先の選択肢に入っている様子。
温暖で不便のない生活環境から、雪国での田舎暮らしに移るのは相当覚悟が必要だと思うけれど、慎重に考えて、もし彼女が我が地方を選ぶことになったら、私はできるだけ力になりたいと思っている。
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浜田省吾 『もうひとつの土曜日 (WE ARE STILL ON THE ROAD.)』
結婚しないまま68歳になった彼女のことを思うと、この歌が頭の中をめぐります。
若かりし頃、この歌詞のような切ない経験があったので・・・