あ~ぁ 断捨離したい
母の命日だった9日、夕食後に実家の仏壇にお参りに行って来た。
一時期は家族7人の賑やかな暮らしがあった実家だが、4人の子供たちは皆家庭を持ち独立し、母が亡くなり、兄が亡くなった今は義姉が一人で住んでいる。
賑やかだった頃に建てた家は、一部3階建ての7LDK。
両隣り密接の町家なので、明り取りの中庭が設けてあり、建築当初、町の景観デザイン賞にも選出され、兄の自慢の家だった。
今となっては広くて寂しいだけだけど。
一人暮らし歴1年の義姉に「一人暮らしを楽しんで!」
と言っては見たものの、雑然としたキッチンや居間を見ると、ひとり暮らしを楽しむどころか、張り合いのない生活から抜け出ることができないのが一目瞭然。
それに、一人暮らしを楽しむという発想など、義姉の中には存在しないのかも。
断捨離好きの私としては、
居間とキッチンだけでもすっきりしたら心がずいぶん軽く生きられるのに・・・
居間の隣の中庭に面した部屋を寝室にしたら導線も良いし、階段の上り下りの回数も減るのに・・・
あ~ぁ、居間の壁に貼ってある写真やポスターやカレンダーや日めくりやメモなどを全部剥がした~い・・・
キッチンの棚にある沢山の食器、そんなに必要ですか・・・
足元に置いてある諸々の物は除けて、床には物を置かない方がいいよ・・・
母や兄が残したもので不要な物は遠慮なく捨てていいんだよ・・・
・・・・と心で叫ぶ。
義姉には断捨離の醍醐味に気付いてほしい。
過去の残骸の中で暮らしていても、明るい希望はみつからないから。
やはりまず断捨離だよ!
我が家の断捨離も大切だが、実家も放ってはおけない気持ちがムクムク湧き上がって来た。
さてどうやって義姉を断捨離に目をむかせるか・・・まずそれが難題だ!