母の命日
今日は8年前に86歳で亡くなった母の祥月命日。
いつも元気いっぱいだった母が腹痛で通院、しかしその時にはすでに癌の末期とわかり、
死を覚悟した上で、自ら望んで入院した緩和ケア病棟。
そこで1か月余りを過ごし旅立った。
病院で母と向き合う時間はとても悲しくて、私は毎日帰りの車の中で泣いていた気がする。
母が元気だった頃、気丈で弱みを見せない母に、素直に接することができない時もあった私だが、やはり母と言うものはかけがえのない存在で、亡くなった後の喪失感は半端なかった。
亡くなってからじわじわと感じる愛情に、8年経った今でも後悔やら自責の気持ちに襲われている。
強く逞しく生きて、潔く死んだ母の真似は到底出来そうもないけれど、私は私らしく、一日一日大切に生きていこう、そんなことを思った母の命日。