我が家のGO-TOトラベル

今となっては口にするのも憚られる "GO-TOトラベル"だが、10月の下旬、新型コロナウィルスの感染者が減ってきた頃、今年初めての旅行を思い切って計画し決行した。


ただ、感染が下火とは言え、決して油断はできない状況の中、行き先や宿泊先をあれこれ細かく考え、吟味しての旅行となった。


そして行き先は深秋の尾瀬ヶ原と決め、夫と二人車で出発。


途中、信州の新そばを味わい、一面キャベツ畑の嬬恋村を抜け、草津の湯畑を見学後、老神温泉へ。
宿に着いたのは18時過ぎ。
到着後すぐに夕食→温泉→爆睡で1日目終了。


翌日は
 ♬ ~夏が来れば思い出す はるかな尾瀬遠い空~
に歌われている尾瀬ヶ原へ。
尾瀬ヶ原にいくつかある山小屋はすでに冬季閉鎖に入り、木道を歩く人達の姿はまばら。


一面草紅葉の金色に染められた初冬の尾瀬ヶ原は、春、夏とはまた違った渋い魅力を放っていた。広く、美しく、どこまでも澄んだ空気が最高に気持ちよかった。

20㎞以上を5時間かけてテクテク歩き、尾瀬を満喫。

その後疲れた身体で2日目の宿、信州白樺湖畔へ向かう。
ここの宿でも夕食→温泉→爆睡。


3日目は晴天の中、見事に紅葉した美ヶ原高原をドライブしながら諏訪市へ向かう。
以前から行きたいと思っていた "木落とし" で有名な上諏訪神社、下諏訪神社を参拝。


そして夫の希望で安曇野にある大王ワサビ農園へ立ち寄り、無事に帰宅したのでありました。


希望をギュッと詰め込んだ2泊3日の欲張り旅で少々疲れたけれど、自粛生活で鬱々としていた気分が晴れたから、行って良かったと思っている。


あの後再び新型コロナの感染者が増え始め第3波襲来。

旅行に行こうなどとは思えないし、今は行ってはいけない時期と思っている。


晴れやかな気持ちで旅行に行けるのはいったいいつになることやら・・・


(2泊3日をコンパクトに記したこれだけだととてもスムーズな旅のように見えるが、夫と2泊3日行動を共にすると、それはそれはいろいろな出来事満載。互いにイライラ、プンプン、一緒の旅行なんてもう懲り懲りというような出来事が当然数多くあったのであります)


やっぱり私は一人旅が好き!と再認識した旅でもありました。

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