お墓は山の奥の奥
夫の実家は人里離れた山の奥。
昔は部落があり、子供たちも沢山いたようだが、今は誰も住んでいない。
ご先祖様のお墓は、その山奥の斜面に建っている。
いくつかある中で、ひときわ大きくて新しいのが、義父母が存命中に自分たちのために建てた物。
その他いくつかある小さなお墓は、この地で生きた名も知らぬご先祖様らしい。
昔のご先祖様は土葬されたとのことなので、幾人かは足下で眠っておらるということか😰
5年前に亡くなった義父は、自分が建てたお墓に入られて満足されているかな?
同じ年に亡くなった長男のお嫁さんはどうかな!
街中に生まれ育った人が、このような山の奥のお墓にはいることになって・・
悲しくないかなぁ。
なんて思いながら手を合わせる。
私の場合はお墓という形はいらないな。
生きていたという証だけ少し残ればいいかなと思っている。
とにかく、あの山奥の墓地に眠るのだけは絶対に絶対にご辞退申し上げたい。