10年日記つけてます

2012年、母親が亡くなった年に10年日記を購入し付け始めました。


10年なんて続かないと自分のことを侮っていましたが、1日4行の手軽さからか、今年で8年続いています。


私は昔から記憶力が弱くて、「そんなことあったっけ!」ということが多くあり、
嬉しかったこと、感動したこと、忘れないように心に刻もうと思ったことなどが、忘却の彼方へ流されていきました。


母親が入院してから亡くなるまでの3か月間は特に母親への想いが溢れて、何かにその想いを吐き出さないといられないような気持で、日記をつけ始めたのですが、
今見返してみると、気持ちがうまく文章にならなかったからかその頃は空欄が目立ちます。


日記をつけ始めて8年の年月の間に私の身の回りではいろいろなことが起こりました。
母の死に始まり、義父、義兄、実兄の病死、義姉の鬱発症と自死、長女の結婚、次女の再婚、孫が次々と誕生、家のリフォーム、それに私たち夫婦の定年退職・・・・


4年前の今日の日記には


いろいろなことが起こるのが人生だけれど、気持ちを柔軟にそして強く持っていないと心が正常ではいられない。
ひとつひとつ乗り越えやっとここまできたが、前途も多難な予感がする。
心が忙しすぎて自分のことを考える余裕がない。


と記しており、かなり疲弊していた自分を見る。


そんな自分の心の軌跡を見ながら、平凡の有難さをしみじみ感じている今日の私です。


今朝すごく大きなカタツムリが家の中を覗いていました

×

非ログインユーザーとして返信する