あの頃の頑張りー報われたと思う

遠くで家庭を持っている長女や次女とは時々電話で話をする。


たいていは他愛もない内容。


その話の中で時々「お母さんは偉かったね」という言葉が聞かれるようになった


自分たちが今子育て真っ最中なので、ことあるごとに育ち方を思い出したり、母親としての在り方などを考えるのだろうか。


フルタイムの仕事をしながら3人の子育て、夫は家に居ないことが多く、母子家庭同然の生活だったあの頃。
時間にもお金にも余裕がなくて私はいつもイライラしていたように思うが、


「子どもの頃、不自由を感じたことがなかった」とか
「お母さんは仕事で忙しくてもご飯はしっかり作ってくれた」
「学校から帰ってくるといつもテーブルに手紙が置いてあって嬉しかった」
と言ってくれる。


あの頃の私がそんな風な形で娘たちの思い出の中にいるのか・・・


30代後半から50代前半は、その日一日を無事に過ごすことで精一杯で、細かい記憶は私の中から抜け落ちているが、頑張っていたんだなあ・・・と自分がちょっと愛おしい。

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