私の最期は安泰か
看護師をしている同居嫁さん、訪問看護の部署で働いています。
ここに異動してかれこれ6~7年くらいか?
在宅で療養されている方々のお宅を訪問しているわけですが、そこでいろいろな気づきや学び、驚きや迷いがある様子。
そこで終末期ケア専門士の資格を取ろうと一念発起、試験に向けて勉強していましたが、無事に取得したようです。
そのような仕事柄ですので、当然私の終末期についても関心がありまして、質問されることが度々あります。
言いにくいことを余りにも率直に聴いてきます。
最初はタジタジしましたが、今はもう我が家の通常の会話となっています。
最近、嫁さんが担当している方のお別れが近くなっている様子。
最期に身に着ける装束は紋付き袴にしたいとご家族が希望されているとか。
その話の流れから、
「お義母さんは最期に何を着たい?」
(ほら・・・きたきた、私の終末期プラン)
亡くなられてから慌てて服を選ばれたり、遺影の写真に迷われるご家族が多いから、事前に決まっているとその後がスムーズなのは私も理解しています。
(でも私はあと30年は生きるつもりでいるからね、まだまだだよ~)
と心の中で呟きました。
とは思ったもののその夜、
「母からもらった浅黄色の着物を着せてください」とエンディングノートに書き込んでおきました。
今季初積雪