貴女の幸せはどこにあるの?
昨日、遠くに住んでいる高校時代の友から急に連絡が来て会うことになりました。
一人で暮らしておられた母親が亡くなられ、売りに出していた家の買い手がついたので
最後の片付けに帰省したとのこと。
年に1回程度は会う仲でしたが、実家が無くなると、この地へも足が遠のくから・・
と少ししんみりしていました。
高校時代の彼女は頭の切れるいわゆる才女。
でも本人は自分が才女だと気づいていないばかりか、自己評価が低くて劣等感の塊のような人でした。
勉強に関して落ちこぼれだった私から見ると、もっと誇らしく自信を持ったらいいのにといつも思っていました。
70歳になった今も本質は変わらず。
県職員だったご主人と結婚し円満夫婦。
生まれた娘さん2人もまたまた才女。
2人とも国立大を卒業され、良き家庭を持たれ、何の心配もない状況。
定年後も再雇用のフルタイムで68歳まで働き続けたご主人と2人暮らしの今、経済的にもかなり裕福に見えます。
非の打ちどころがない人生ではないか・・・
もっと明るくその幸せを謳歌しなさいよ!と私。
比べるのは本意ではないけれど、山あり谷あり、嵐あり、スリル満載の私の人生。
でも今は何となく幸せだよー
彼女はやりがいと生きがいを求めて、いろいろな勉強会や研修会に参加しています。
美術館や博物館も好きであちこち足繁く通う日々。
見えない何かを満たすためにあくせくしています。
別れ際、突然に「ヨーロッパ旅行に行かない?」のお誘い。
「無理無理!!」と私。
ヨーロッパ旅行に行く余裕などないけれど、今が何となく幸せと思える自分が愛しくなりました。
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わが娘たちが大好きなジェーン・スーさん
その魅力わかるワ~