あの世とこの世

兄の三回忌の法要が実家で執り行われました。
と言ってもまだコロナ禍、参列者は極近親者のみです。


兄が亡くなったのはコロナの感染がジワジワ広がり始めた3年前の4月。


遠くに住む子供たちの面会も叶わず、葬儀もどのような形で行うのがよいのか迷いながら済ませたものです。


あれから3年とは時の流れの速さに驚かされます。


兄は母が亡くなった直後に発病し、それから7年間の闘病生活を送りました。


見ている方が辛くて、早くお迎えが来てほしいと思うことも度々あり、自分の心の奥にある冷たさを知る日々でした。


母親は3か月足らずの闘病期間で、父親は1週間、兄は7年間、私を可愛がってくれた祖母は寝ている間にあの世へ・・・


どんな亡くなり方が良いのか選ぶことはできませんが、浄土真宗の場合は亡くなるとすぐに御仏になると言われますのでその言葉に救われます。


お経のお勤めの後にお坊様が
「ウクライナの戦火の下で苦しんでおられる人のことを考えると大変辛く、こうして平和な日本で生きていることに感謝をしなければと思っています」と。


生き地獄のようなウクライナの人々の悲しみが心に広がり続けます。



★★★   ★★★   ★★★

魚介と野菜のごちそう風
大人には好評でしたが、小さな孫には絶不評。

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