娘の結婚生活・失望から希望へ

8月に3人目の子どもを出産予定の娘家族が名古屋からやって来た。
コロナ禍での不安はあるものの、我が家に置いてあるベビー用品を持ちに来る目的もあり、米や野菜をほしい目的もあり、久しぶりに親兄弟に触れあいたい希望もありの帰省。


雨続きの天候で道路状況の心配もあったが、無事に2泊3日滞在し帰って行った。


この娘は23歳の時結婚したが、2歳の子どもを抱えて離婚を経験している。
価値観が違うなんていうのは理由のうちに入らないと私は思っていたから、娘が我儘過ぎるのではないか、我慢が足らないのではないかと、あの頃は娘を心の中で責め続けていたように思う。
とても良くしてくださった相手のご両親に対する申し訳なさもあり、私は娘やその人生に失望していた。


今の夫君と出会ったのはその2年後のこと。
思い込むとまっしぐらに突き進む娘、子どものこともあったので、とにかく慎重に考えるようにと見守る日々。
結婚するまでには色々な出来事はあったが、夫君のご家族の協力もあり、もちろん二人の努力もあって今こうして家族になることができて5年目になる。


血縁のない長男への眼差しも優しい夫君には感謝しかない。
娘も「幸せだよ」と笑う。


離婚なんて今は珍しい話ではないけれど、一度繋がった縁を切るということは、そこに関わってくださった沢山の人たちとも区切りをつけるということ。

気持ちの整理をしなくてはならないのが辛かった。


今回の帰省中、施設入所している夫の母を見舞ったり、幼なじみに会ったり、家族でBBQをしたりと忙しかったが、実家を満喫できたようだ。


娘家族が帰った後、「家庭円満そうで良かった」と改めて安堵したじーさんと私。


そして我が家の同居長男は、娘の夫君の家族愛を目の当たりにし、何か感じるところがあったのか、その後食器洗いや子どもの世話を積極的にやっている。


と言ってもまだ1日だが・・・


嫁さんと私は「長続きしますように!」と

祈っている。

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