私の尊敬する人 出会いに感謝
昨日は家族食堂のボランティアの活動日。
しかしまだコロナ対策中であるので、食堂でご飯を食べていただくことはできず、
袋詰めしたお菓子を持ち帰っていただいた。
このところ雨続き、昨日も大雨で出足は不調。
それでもボランティアメンバーは、訪れてくれた親子に精一杯の笑顔で言葉をかけ続けた。
17歳から60代(もうすぐ70代)の7人での異世代トークは実に面白く、みんなで笑って笑って笑ってそれぞれ元気をチャージした。
私がこの活動に参加するきっかけになったのは、中心として活動されているHさんの存在があるのだが、このHさんがすごい!!
Hさんは私が養護施設に勤務していた時の施設長。
施設から沢山の子ども達を社会に送り出し、その子たちの”今”を全て把握されている。
把握だけではなく、施設を出た後の実家替わりとして自宅を開放し、いつでも温かく
迎え入れるその姿勢は、限りない愛情に包まれている。
現在は施設の相談役のような存在であり、施設を束ねる社会福祉法人の後援会役員などで忙しく活躍されているが、その他でも里親会の役員、児童委員、民生委員は現役。
朝は小学生の登校見守り、不登校の子どもの支援など、凡人には到底まねのできない活動量なのだ。
「独り者だから、お金は残す必要はないし、自分のための活動だから」とサラッと言われる言葉がまた格好いい。
私には真似はできないが、こうして親子食堂で一緒に活動できることが喜びになっている。
Hさんに出会えて良かったとしみじみ感謝。
(養護施設時代の数々のエピソードも記したいが、また後日)