恩人の訃報

私が福祉施設の職員としてスタートした時、何かと励ましたり、気遣って下さった当時の総合施設長さんが83歳で亡くなられた。


母子支援施設や養護施設、身体障がい者施設や相談施設を次々に開所され、利用者や家族の生活を守るために惜しみなく尽力された偉大な方。


私は重度障がい者施設の配属から始まり、養護施設、身体障がい者療護施設へと異動したが、どこに居てもいつも総合施設長さんのあたたかい支援があった。


「おっ 頑張ってるか!」


って、会うといつも声をかけてニッコリと笑っておられた姿が懐かしい。


終末期は自宅にて、医師である息子さんの手による治療を受けておられた。


葬儀はご生家であるお寺にて、コロナ禍のもと簡素に営まれた。


あの頃の笑顔そのままの遺影、


「おっ 頑張れよ!」って声が聞こえてきそうな表情に胸が一杯になる。


今年に入ってから、実兄、大好きだった高校時代の恩師、叔父と大切な人の訃報が続き、気持が沈みがち。


でも、日常に目を向けて、私らしく前を向いて歩いて行こう・・


気分を上げるには、毎日送られて来る先日生まれた孫の画像を見るに限る。


どれどれ・・おお可愛い❤

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