心配しても仕方がない?
もともと心配性の私です。
子どものころからよく言われていました「神経が弱い」って。
そんな私も70歳目前ともなると、羞恥心が薄らいで結構図々しくなり、生きやすくはなりました。
ただ心配性は相変わらず健在で、常に何かを心配しているような・・・
自分自身のことはもちろん、子どもや孫に関しても、些細なことさえ楽観できず、あれこれ考え想像し、妄想し、心配が止まらなくなります。
ずーっと以前、仕事絡みで臨床心理士の方に度々接する機会があり、そんな自分のことを話したことがあります。
「自分以外の人のことを、まるで自分の問題のように抱えないように。あくまでもその人の問題なのだから。」と言われたことを折々に思い出します。
それはそうなんですけどね・・・
時々、現実の何もかもから解放されてパア~ッと違う世界へ飛び出してみたいーと思ったりします。
こんなことを考えるのは、コロナ禍の閉塞感に心がちょっとやられているのかもしれません。
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昨夜の夕食時、同居息子が爆弾発言。
「来年あたり起業するから・・」と。
嫁さんも私も無言・・・
(この発言何回目?そしてその都度反対し現在に至る)
下手にその手の話に反応すると息子が熱く語りだし、ややこしくなって収集がつかなくなることはわかっているので「ほーぅ」とか「へ―ぇ」とか相槌を打つのみ。
食事を終えた息子が席を立った後、
ため息をつく嫁さんと私。
息子は起業したくてたまらないのは知っています。
経営の勉強もしています。
でも現状が最善と考えている嫁さんと私なのでこの話題が出ると憂鬱になります。
夢見る息子と夢を恐れる嫁さんと私。
さてさてどうなることやら・・
やっぱり心配は尽きません。