祭りだワッショイ!

私が生まれ育った飛騨古川の例祭が19日20日と行われました。


19日夜の「起こし太鼓」


太鼓打ちを乗せた櫓が夜の街を練り歩きます。


その櫓に近づくことで御利益を得ようと各町内の太鼓(付け太鼓)が激しく揉み合います。



大阪のだんじりとか諏訪の木落し、国府宮の裸祭りなど危険と隣り合わせの祭りは少なくありませんが、この起こし太鼓もなかなかの迫力です。



一夜明けた20日は本祭り、


各町内の屋台が蔵から出され豪華絢爛な姿のお目見えです。


子どもの頃、指折り数えて待ったこの日。


朝早くからお寿司や赤飯、ご馳走の準備をする白い割烹着姿の母の姿や、お小遣いを握りしめて出店を覗いて歩いた子どもの頃の私を思い出します。

樹齢1100年の桜

きれいだった川岸の桜は散り始めました。


黄砂の影響で遠くの山々は霞んで見えません。


喉がザラザラし目が痒い中、樹齢1100年という桜を見に出かけました。



自宅から車で30分走った先にあるこの桜

エドコヒガンザクラだそうです。


1100年前と言うと・・・平安時代かなぁ


高さ20㍍

枝張り30㍍

根回り7㍍


1100年もの間、どれだけ多くの人たちの目を楽しませてきたのだろう。


まだまだこの先も咲き続けて欲しいですが、

維持管理が大変そうです。


私が生きた歴史はたかだか70年、

この桜の歴史に比べたらちっぽけなものです。


桜の近くにはベンチがいくつか設置してあり、皆さん座ってのんびりと眺めてみえました。

会いたい人に会いに行こう!

隣町に住んでいるのだから会いに行こうと思えば難なく行けるのに....


結婚前働いていた職場で仲良かった一つ年上の女性。


同じ頃に結婚し共に退職、


それ以後疎遠になり、かれこれ50年になります。


20年以上前、大学を卒業されて間もない娘さんを亡くされています。


お葬式に参列しましたが、彼女には会えなくてそのまま。


その数年前には息子さんも不慮の事故で亡くされています。


度重なる不幸に、かける言葉も見つからず、私の方から会いに行くことが憚られ、

そのままになっていました。


そして互いに70歳を過ぎました。


最近ご主人が亡くなったと知人を通して聞いたこともあり、会いたい気持が溢れてきています。


結婚が決まった時、嬉しそうに話してくれた彼女の笑顔が思い出されて切なくなります。



🌸春遅い我が地方でも桜が満開🌸


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